Abstract
工学部、特に電気・機械系学科の低女子率が問題となっている。電気・機械系分野へ興味を促す手段としてワークショップ(WS)開催が挙げられるが、女子の興味を惹くプログラミングWSについての研究は少なく、電気・機械系分野に関わりの深い実機のロボットを用いたものはほとんど見られない。そこで本研究では、工学部志望でなかった筆者がロボット作りに興味を持ち電気系学科に進学するきっかけになった体験と、女子に人気のTikTokを基に、新しいロボットプログラミングWS(RPWS)を設計した。本WSの検証と考察により、女子向けRPWSに含まれるべき4要素である「Aカルテット」モデルの確立を目的とする。本稿では、WSの設計過程と中学生への実施結果を報告する。
Powered by JDBS Ver.2.1.0
(C) 2020
Hirotake Ishii