Abstract

2005 年秋の大会では、原子力関係者を対象とした、高レベル放射性廃棄物(HLW)処分問題に関するリスクコミュニケーションの能力向上を目指した自習システムを構築するための第一歩として、市民参加型のシンポジウム等で想定される、一般市民からの意見や質問等を纏めたデータベース(DB)の構築に関する速報を行った1)。本稿では、前報で構築したDB を用いて作成したWeb 利用の自習システムの概要、そしてこれを用いて原子力関係者及びTA交流分析の専門家を対象に行ったアンケート調査結果を報告する。