Abstract


一般にオフィスビルの照明環境設計では、物が適正に見えるように机上面照度を750lx程度に設定することが推奨されている。一般に照明条件のオフィスワーカのプロダクテイビテイに与える影響では、このような視認性ばかりでなく、強い光が視神経に与えるストレス、長時間の光刺激の曝露による人の眼精疲労やバイオリズムに及ぼす効果を考慮する必要がある。本論文では、とくに人のバイオリズムの日間変動に着目し、オフィスワーカのプロダクテイビテイを維持向上させる適正なオフィス照明制御と省エネとの関連性を実験検討した結果を報告する。

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(C) 2020 Hirotake Ishii