Abstract


近年注目を集めている拡張現実感は、現実世界の位置や方向を直感的に示すことができる等の特徴を持つため、プラント保守作業支援に応用することにより、作業効率の向上やヒューマンエラーの低減が実現できると期待されている。本稿では、拡張現実感を実現する際に必要となるトラッキング手法のうち、カメラとマーカを用いたトラッキング手法をプラント保守作業現場で使用可能にするための各種の試みと、実際に拡張現実感を保守作業支援へ応用する試みを紹介する。

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(C) 2020 Hirotake Ishii