Abstract


拡張現実感を利用する際に必須の技術となるトラッキングの精度は、環境に貼り付けるマーカの配置によって大きく変化する。トラッキングを行う必要がある領域が複雑な場合や、マーカを貼り付けられる場所が制限される場合等には、人手により最適なマーカ配置を見つけることは困難である。本研究では遺伝的アルゴリズムを用いてマーカ配置の最適化を行う手法を開発し、その効果をシミュレーションにより評価した。

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(C) 2020 Hirotake Ishii