Abstract


オフィスや公共施設など、多くの人が1日のうちの大半の時間を過ごすスペースでの健康、快適性への取り組みは、トータルQOL(Quality of Life)の視点からは非常に重要であり、\”ひとにやさしい\”技術がオフィスなどに広く導入される訴求力が求められている。そのため、\”健康\”、\”快適\”というエンドユーザー側の指標を、その費用対効果の明確化というエンドユーザー側の指標でとらえなおす仕組みが求められている。 本稿では、健康・快適性技術の導入によるオフィスワーカーの生産性向上度を評価するオフィスプロダクティビティ指標とその客観・定量評価技術、およびプロダクティビティ・ソリューションとしての照明制御について紹介する。

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(C) 2020 Hirotake Ishii