石井 裕剛
「人工現実感技術を用いた機器保修訓練環境構築支援システムの開発」


 本研究では、人工現実感技術を用いた機器保修の訓練環境を構築するための支援システムの開発を行いました。 本支援システムでは、訓練環境を構築するために必要な情報を、グラフィカルユーザインタフェースを介して入力することにより、テクスチャや効果音を用いた臨場感のある訓練環境を、視覚的に、柔軟に、容易に構築することができます。 プログラミングを全く行う必要がないため、初めて人工現実感技術を用いた訓練環境を構築する場合でも、数時間の練習を行うだけで、ポンプやモータの分解といった複雑な訓練環境を構築することができるようになります。 構築した訓練環境では、3次元マウスを用いて作業を行いますが、その際CrystalEyesを用いて立体視を行うことも可能です。 また、本支援システムは、機器保修の訓練環境に限らず、ゲームやバーチャルショールームといった、他のインタラクティブな仮想空間を構築する場合にも利用できます。



論文はこちら→ hirotake.pdf


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