林 直樹
「頭部装着型インタフェースデバイス(HIDE)の試作と評価」


 本研究では、実作業環境におけるオンデマンドの情報提示用インタフェースデバイスとして、片目へのシースルー型映像表示とイヤホンによる音声提示の2つの情報提示機能、および発話の認識と視線方向の検出の2つの操作機能を持つ頭部装着型インタフェースデバイス(HIDE; Head-attached Interface Device)を試作し、その機能を評価した。
 HIDEは、映像表示、音声提示、音声認識、視線方向検出、無線通信、電源供給の6つの機能があり、頭部装着ユニット、腰部装着ユニット、および情報処理ユニットの3つのユニットで構成されている。 また、機器保守作業、運転操作支援、棚卸し作業支援、コミュニケーション支援、障害者支援など、幅広い分野に応用できる。
 そして、実際に試作したHIDEを用いて上記の各機能について評価実験を行い、その結果からHIDEの設計目標が達成できていることを確認した。




論文はこちら→ hayashi.pdf


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